インターネットは個人の時代と日本での一般利用が始まった時期に言われた言葉がありましたが、巨大掲示板サイト「2ちゃんねる」は個人運営にも関わらず、一日1600万人の訪問者数を誇ります。この数字は朝日新聞社のホームページ「アサヒコム」を上回るアクセス数で、「2ちゃんねる」は日本のインターネット視聴率調査でもベストテンには必ず入るサイトとして知られています。また、「侍魂」という個人の日記を中心としたホームページは一日20万人以上の訪問者があり、作者、健さんの日記を読むためだけに、これだけの人を集めるようになりました。今まで、ミニコミ、ミニFMなど個人の情報発信は非常に限られたものでしたが、そんな時代をすでに遠くのものにしてしまったのが、インターネットのホームページです。これは、明確に革命的な出来事と言えるのではないでしょうか。
この本は、そんな超人気の個人ホームページ作者、14人を追いかけたノンフィクションです。2ちゃんねる作者西村さんは、「サブカルチャー」として2ちゃんねるを作ったと発言し、侍魂の作者健さんは、「自分の値段を知るためにホームページを作った」と話し、ある作者は自身のひきこもりの体験からホームページがあると話します。ホームページでは知ることのできない、彼ら自身の人間と裏側のエピソードはインターネットの黎明期である現在を知る上で、インターネットのメディアとしての革命的な部分を知る上で欠くことのできないものです。
この本は確実に社会的な話題となり、センセーションを巻き起こすでしょう。 |
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