トップページへ戻る


2004年3月2日の第11回ニパフ04長野,体験記はコチラ
2004年7月2日の長野「ニパフ・ハウス2004〜08」体験記はコチラ
2004年8月2日の第9回ニパフ・アジアPA連続展04長野,体験記はコチラ
2004年8月3日の     同     上     ,体験記はコチラ
2005年3月6日の第12回ニパフ05,体験記はコチラ
2005年3月7日の 同   上 ,体験記はコチラ
2005年7月31日の第10回ニパフ・アジアPA連続展05,体験記はコチラ
2005年8月01日の 同   上 ,体験記はコチラ



第9回ニパフ・アジア・パフォーマンス・アート連続展04
長野ネオンホール

2004年8月2日




ニパフとは何ぞや? って方は,

http://smmoon-web.hp.infoseek.co.jp/

でチョロリ学習して下さい。要は「日本国際パフォーマンス・アート・フェス
ティバル(Nippon International Performance Art Festival)」を略してニパ
フ,と。



 というわけで,行って参りました8月のニパフ長野。
 夏バージョンは,「ニパフ・アジア・パフォーマンス・アート連続展」とい
うらしい。3月バージョンは,「日本国際パフォーマンス・アート・フェステ
ィバル」だそうな。夏バージョンは,今回で第9回。3月バージョンは今年で
第11回。するってーと,「ニパフ」が歳時記に載るとしたら,春の季語になる
のかえ? って誰に聞いてんの,俺(笑)。

 今回一緒に行ったのは,3月同様職場のBぶちょー,あきらさん,すーさん,
そして今回初見学の島リーダーたまさん&スリランカ出身の好青年ラヴィ。皆
あきらさんの車に同乗するのかと思いきや,ぶちょーは「俺はチャリでいくか
ら」とかなんとか,俺クラスになるとおまえらと一緒に行ったりしねーんだよ
ってことかー? なんか感じわるぅーー(笑)。
 
 ネオンホール着は19時くらい。前回より出遅れたせいで,客席は結構埋まり
気味。受付をすませて,来場者名簿みたいなところに名前を書いて,下図で示
した「俺」あたりに着席。着席つっても,ただの丸イスです。


ネオンホール見取り図
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃                    ┃
┃    パフォーマンスするところ    ┃
┃ ピ     (舞台)         ┃
扉 ア                  ┃
┃ ノ                  ┃
┃ ────── 段 差 ────────┃
┃                    ┗扉┓
┃      客席(あぐらで見る用)     ┃
┃                      ┃
┃       │ 通 │          ┃
┃   客席  │   │   客席     ┃
┃  (イス) │ 路 │   (イス)   ┃
┃       │   │   ☆      ┃
┃       │   │ 俺        ┃
┃       ├ 階 ┤          ┃
┃       ├   ┤          ┃
┃ 受付    ├ 段 ┤          ┃
出                      ┃
入                      ┃
口                      ┃
┃          ┌───────────┨
┃          │  飲み物売り場   ┃
┗━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━┛

下の画像は,3日の開演前に上図の☆の位置で撮ったもの。
大きな画像は3日のレポートに出ています。

 19時20分くらいから,ニパフ代表霜田さんが出てきてあいさつ。  出演順をいつ言い始めるのかに集中するあまり,挨拶の内容をちゃんと聞い ていませんでした(爆)。でも,前回同様,英語でも挨拶していていい感じ。挨 拶で唯一覚えているのは,「アレクサンダーが今朝,はっはっ,なぜか帰っちゃ いました」という笑顔(笑)。  で,今日は,パンフには出ていないが,先日のセミナー参加者の中から2名 の新人さんも出演するそうな。一人は,ウエムラマユミさん,もう一人はヨコ タマサヨさん。って,名前言われても,この時点じゃ誰が誰なんだか状態。ヨ コタさんは95年から観客としてニパフを見続けてきたが,ついにこちら側から あちら側へ出陣(笑)する決意をされたそうな。  ネオンホールで言えば,こちら側(客席)とあちら側(舞台)を隔てているのは, ちょっとした段差なわけですが,この段差が俺なんかからするととてつもなく 高いと思うんですよね。段差っつーか,塀ですよね,塀。乗り越えることを前 提に作られてない,だから塀。へぇー。←これが言いたかっただけちゃうんか い。これが塀ではなく,ただの段差として見える人は,ヨコタさんのように向 こう側へ行けるんだろうなぁ。  と,今回は2日分の体験記なので,あんまり無駄話をしない方がいいな(笑)。  というわけで,かいえーーん。 ※以下の画像群は,パンフからの転載で現場の絵ではありません。
 1人目は,大橋範子氏。  舞台の壁に,口というか歯というか歯ならびというか,とにかく口のドアッ プ動画が映し出される。動画は「ココロノカワ」を発音し続け,その声が音声 としてホール内に響く。本人はまだ舞台に居ず。ココロノカワ。ココロノカワ。 延々とココロノカワ。心の川? 心の皮? 心の側?  あっ,今ちょっと噛んでココロノカワって言えてなかったでしょ? というそれさえも,大橋さんクラスになると実は狙いなのでわ? と俺は疑心 暗鬼(笑)。  しばらくして,洗面器ぐらいの大きさのいちごゼリーみたいな色のぷるるん 系素材で出来た何かを抱えて,大橋さん登場。ホール内は相変わらず,ココロ ノカワ。ココロノカワ。ぷるるん(笑)をイスに置いて,その周りを大橋さんが ぴょこんというかドスッ(笑)というか,飛び跳ね。次に,ぷるるんを抱えてやっ ぱり飛び跳ね。あのぷるるんって,食えるのかなー。ていうか,小さい穴開け てチンコで突き崩したら意外と気持ちいいんじゃないのーん,などとどうでも いい想像に心を奪われていたら,「ありがとうございました」と終了してまし た(爆)。  それにしても,心の川? 心の皮? 心の側? ていうか,本当に「ココロ ノカワ」って言ってたのかしらん。ヒアリング,自信ないんすよ,俺。  2人目は,パンフに載っていない,新人さん(?)のウエムラマユミ氏。  ぱっと見ちょっとカワイゲ。目元が,小学生の時の音楽の先生に似てるなー などとどうでもいいことを思う俺。  お菓子みたいなものが入った袋と,何枚かの紙を持って舞台イン。最初に紙 を観客に見せる。紙には,ちゃんとメモってないのでうろ覚えで恐縮ですが, 「私に食べ物を注いでください」とか「時間厳守でお願いします」とか「10分 経ったら教えてください(←かなり記憶曖昧)」みたいなフレーズが日本語と英 語で書いてある。紙を観客にしばらく見せた後で,ウエムラさんは舞台の中央 であぐら座り。で,「私に食べ物を注いでください」の紙を見せまくり。  観客が,彼女が持参した袋からメロンパン(チョコメロンパン?)を出して彼 女に与える。彼女,メロンパンを千切ってもりもりと食う。かなり嬉しそう。 うわっ,ウエムラすげえー笑ってるよ,SUGEH笑ってる。 笑顔の印象がかなり良い人なので,ウエムラ笑顔ファンクラブが近々結成され ると勝手に予想する俺(謎)。で,10分経ったら観客席から, 「10分です!」 と声がして,終了。いや,終了前になんかやったかも。忘却。終了後,持って きた菓子を観客に配布。俺はクッキーをもらって,それを食いながら,すげえー 笑ってるモノマネをしていたら,ブチョーと目があって,ブチョーは何も言わ ずに冷たい眼のまま俺から視線を逸らしたのですげえー気まずかったです。
 3人目は,イェン・イーツー氏。  舞台に吊るした模造紙製の大きめなスクリーンに,サウナシート(笑)という かアルミホイルっぽいというかそんな質感の物が水に浮いている動画が映し出 され。浮いている物の形は,顔は四角,耳・鼻・口などはなくて2つの円が眼 を表現。身体は人型状。  しばらくして,舞台左側の扉から,イェンさん登場。壁に映し出されている ものと同じ格好。顔には,四角というか立方体の,鏡面仕上げステンレス状の 被り物を被って,正面に眼代わりの丸い穴が二つ。身体は,アルミホイル状の 衣装を着用。うわー,なんか猛烈に暑そう。イェンさんが顔を左右に動かす度 に,被り物も当然動くので,角度によっては,壁に動画を投影しているプロジ ェクターの光がモロに反射して俺の顔面を直撃し,眼を開けていられないくら いまぶしい時あり。観客を舞台に上げては,「わたしは,綺麗ですか?」と日 本語で質問。最初に舞台に呼ばれて質問された女性は「キラキラしてますね」 と応答。二人目のおっちゃんは「綺麗だといいですね」,三人目の女性でよう やく「綺麗ですね」と言われて,被り物を脱ぎました。  …う,この後何をしたか忘却。ダメだ,ほんとに思い出せねえ。
 4人目は,黒田オサム翁。73歳ですよ,73(笑)。  飯茶碗(?)をスプーンでチンチンと叩きながら通路を通って,舞台イン。舞 台に上がると,背負っていたリュックからは,ゴザと古びた両手ナベを出し, ポケットからはコンビニ袋を出し。コンビニ袋に包まれた小銭状のものを,ナ ベにぶちまけ。ガシャガシャというかジャコジャコというか,音,うるさ目。 バックに尺八の音色が響いていた気がしますが記憶曖昧。ナベに顔を突っ込ん でナベを揺すりジャコジャコ音をさせている時間が結構あり。で,俊敏に立ち 上がったかと思ったら,左右にヨタヨタとステップし,かと思ったら急にクルっ とターン(笑)。いや,3月の体験記の時にも言いましたが,絶対じじいの動き じゃないって(笑)。黒田翁ともしも反復横飛び勝負したら,俺はたぶん簡単に 負ける。下手すりゃダブルスコアで(爆)。床を踏み込む時にね,「ドーン」て 音がすんですよ,これ。床を踏んでドーンて鳴らせる高齢者ってあんまりいな いのでわ。  で,寝そべったかと思ったら綺麗な音で口笛をしばらく吹き,そして両足を ジャックナイフ状態で上げっぱなしにしながら一度も床に足を着けることなく パフォーマンス。おいおいおいおい,いったいどんな腹筋しとんねん(笑)。両 足を上げたままで舞台を巧みに移動し,やがて舞台中央部分に停止。で,股間 をおっぴろげて,ちんぼうが見えているかのようなパントマイム(謎)をし,そ して股間から,よくマジシャンが口から万国旗を出すような要領で,股間から 赤い紐を引っ張り出し続け,全部出してみたら,ちっちゃな赤フンでした。赤 フンに口笛がてら息を吹きかけて,赤フンがヒラヒラ。  最後は,ナベの小銭をコンビニ袋に戻し,ナベやゴザをリュックに片付けて, 登場した時と同じように飯茶碗をスプーンで叩きながら舞台アウト。 ※ 黒田翁は,結構な時間パフォーマンスをしていたので,記述が実際のパ   フォーマンスの順番通りには書けていないと思います。ご了承下さい。  5人目は,向こう側(笑)としては新人のヨコタマサヨ氏。あっ,そういえば, 3月や7月の時もぶちょーと結構喋ってましたよね? と思い出す俺。  会場が真っ暗になり,ヘッドライトをつけたヨコタさんが通路を通って舞台 イン。手には,ブリキ(?)のバケツを持ち,バケツの中にはプラ製の水を張っ た洗面器(?)が入っている模様。舞台に上がって,天井を見上げたまま顔を回 すことで,ヘッドライトの光跡もグルグルと回転。  しばらくして会場内が少し明るくなって,ヨコタさんはブリキバケツから洗 面器を取り出して床に置き,洗面器の中に髪ごと顔をソウニュウ。しばらくし て顔を上げる。顔の上げ方がたぶんテクニックだと思うんだけど,洗面器から 上がってくる髪の具合が先っちょがとがったような形に必ずなり。その様を見 ながら,「なんだかカブトガニみてえな形だな」と思う俺。で,髪の先からは 水が滴っていて,滴る水をブリキのバケツで受け止めると,ブリキのバケツが い〜い〜声で鳴くんだ,これが。髪から水が滴り切ったら,再び洗面器に髪ご と顔をソウニュウ。で,顔を上げて,またブリキバケツで滴る水を受け止める。 そうすると,ブリキのバケツがい〜い〜声で鳴くんだ,これが(再)。  3月の時のサエグサユキオ氏じゃないけど,パフォーマンス的にはやっぱ3 回繰り返すのが手筋(謎)なのかしら,と思って観ていたら,ヨコタさんもやっ ぱり3回繰り返して終了でした。  ブリキのバケツがい〜い〜声で鳴くんだ,これが。←手筋?(笑)
 6人目は,ジェビジョー・ビタグ氏。顎にヒゲをたくわえ,通常はサングラ スをカチューシャ代わりに前頭葉あたりにのっけてるなかなかオサレな兄ちゃ ん。  舞台インした時には,彼はなぜかダボダボのパンツ(女物?)を頭にかぶり。 たぶん,アーティストには「すべった」とかって関係ないんだろうけど,彼が もしも芸人だったら,頭にかぶったそれは「すべっている」と 俺は思った(笑)。  彼は,舞台に額縁&模造紙(?)のようなものを吊るして,そこにプロジェク ターで,マリリンモンロー(のそっくりさん?(笑))の絵を映しているところか らスタート。舞台袖にイーゼルっぽいものを置き,本来は舞台の壁の一部であ る板を黒板代わりにそこにかけて使い,「私は芸術の歴史をコピーします」み たいな一文を英語でまず書きました。で,次に「あぶすとらくと・あーと(抽 象画?)」(笑)と英語で黒板に記して,模造紙に写ったモンローの輪郭などを 軽くナゾリながら線描。描き終わるとプロジェクターの光を手で隠し,描かれ 具合を確認。で,次はなんとかアート(笑)とおそらく芸術の歴史通りに項目を 黒板に書いては,それっぽいタッチでモンローを描き,プロジェクターの光を 手で隠して描画状況を確認しOKなら,次の歴史へと進んでいくスタイル。  1つ残念だったのは,パフォーマンス終了後に,黒板に書かれた項目をカメ ラに収めようとカメラを構えたら,すでに黒板の文字が消されていてモーレツ にショックでした。おいおいおいおい,この後ってどうせ休憩やん,なぜそん なにあわてて消してしまうのだばかあー(笑),と激昂し過ぎて血を吐き そうでした(嘘)。  そんなわけで,彼がどんな項目を記し,どのように芸術の歴史を追っていっ たのかを,ここでは正確に紹介できません。ぐはぐは!  記憶に残っている項目だけを挙げれば,「ポップアート」のところで,彼は 自らのチン毛をハサミで切り取っては,モンローの鼻の下にボンドで 貼り付け。  その後の「ニューモダンアート」では,模造紙の裏に回って,紙に水をかけて ビショビショにし,「はっ!!」と叫び声をあげて,コブシで紙を撃ち抜き。 結構な観客が「はっ!!」の大声でビクッとしていたはず(笑)。で,最後の項 目は「パフォーマンスアート」で,今まで項目を書いていた黒板を抱えて,模 造紙&額縁に飛び掛り,ズタボロにして終了ーーー。  最後はちょっとヨイショ(笑)だった気がしないでもないけど,実際にあちら 側にいる方にとっては,疑いようのない事実なのかもね。  ここでトイレ休憩。階段を下りて外に出ると,霜田さんがちょうど階段下で タバコを吸っていて目が合ったので,「あっ,どもっ」とあいさつしたら,な ぜか無言で2回頷いてくれました(笑)。「あ,7月に屁をコいて すべったキミね」という眼だったような気がしないでもない(爆)。  便所でジョロリンジョロリンいわせながら,「にしても,だって,休憩なん だぜ? どうしてあんなにあわてて黒板を消さなくちゃいけねーのよ,納得で きねー」とブツブツ言う俺(笑)。  よしゃー,後半戦はエビス飲み飲み見るかー,とネオンホール内の飲み物売 り場で小瓶エビスを500円で買って飲み飲み。やっぱビールはグラスについで 飲まないとうまくないなー,を再確認。ビールだったら,もっとこう,ガーッ と喉に攻めてこいよっ!! という部分がなくないっすか?(謎)
 7人目は,陶山房枝氏。  洗面器とサラダ油(?)の取っ手がついてるサイズのボトルを持って舞台イン。 舞台に上がって,舞台前方中央部分に座り,持ってきた油を洗面器にどぼどぼ と。静かな会場にトクトクトクトクという音だけが響く。油を全部投入し終え たら,なんだか不機嫌そうな顔で客席を万遍なく見回し。綺麗な人なんだけど ちょっと陰があるようにも見え。しばらくしたら,鼻水をすすりだす陶山さん。 えーーーー,どったのーーー,なんで泣き鼻水(笑)すすってーん。観客に,昔 あなたを捨てた男にそっくりな奴がいるとか?  基本的に,女は笑ってナンボですからね,そばにいるのがあなたを泣かせる ような男なら別れなさいッ! おーーい,ウエムラーー,ちょっと陶山さんの 両手を握ってキミの素敵な微笑みで笑いかけてあげてよーー,って,俺は誰やねん(爆)。  陶山さん,しまいには涙ポロポロ。いやー,俺は黙ったまま,女の涙を見て らんない。でも,他の観客は泣いてる陶山さんを無言のままじっと観てるわけ ですよ。うそーん。「なんかあったのか? 何も無くて涙なんか出ねーぞ」と かって言いたくならないんすかね(笑)。無理無理無理,俺は無理だーー。そん なわけで,俺はこの先を見れませんでした(爆)。  他の人に聞いた話では,泣きながら,剥き出しにした膝から下の部分に,洗 面器に注いだ油を塗っていたそうです。
 8人目は,ソンベッグ氏。  舞台に青シートを敷いて,天井からは透明なビニール袋が吊り下がり,袋の 中には水とかなり元気な小魚が1匹。それを撮っているカメラが会場内のどこ かにあって,撮った映像がリアルタイムに舞台の壁に映っていました。  彼は,長野界隈(?)で集めてきたという土や植物を青シート上に広げ始め。 この段階では,俺はまだ準備中だと思って話半分に観てました(爆)。 本人に確認したわけじゃないんですが,この後の展開を考えると,この時点で 実は「既に始まっていた」と思わざるを得ず。あちゃー(謎)。  青シートの上に,土や植物をある形に整えていたようですが,なんの形なの かは確認できませんでした。その形が仕上がると,吊るしてあるビニール袋に 最初から開けてあってテープなどで塞いでいたのか,それともその場で穴を開 けたのかは分かりませんが,袋に穴を開けて,水が1本の筋になって漏れ始め て,漏れた水は形作った土の上に降り注ぐ。ソンベッグ氏が,水を手で受け止 めたりすると,水は彼の腕を伝って半そでの袖口の部分から真下に落ち。  正直言って良くわかんないっす(爆)。そもそも最初の部分を,準備だと思っ て真面目に観てなかった時点で既に致命的? ソンベッグ氏が,水のせいでド ロドロになった土をいじっていたような気もするけど,忘却。  やがて袋の水がなくなってきて,あわて出す小魚。小魚が暴れている様を見 てちょっと笑いそうになった俺は,ひょっとしてプチS?(謎)  最後に何かキメがあったような気がするんだけど,忘れました。
 9人目は,霜田誠二氏。言わずとしれた,ニパフ代表。  3月の時には,霜田さんの割り箸との死闘(笑)に強いインプレッション(笑) を受けたわけですが,はて今回も割り箸とやりあうのかと思いきや,なんと今 回の相手は自らの手でした。手。ハンド。ハンドサービス。いや,ハンドサー ビスは違うか(爆)。  簡潔に言ってしまえば,霜田さんの研究の結果,割り箸がなくても手だけで 同様のパフォーマンスを引き出せることに気が付いた,あるいは進化した,と いうことなのかも。確かに,割り箸がなくても,3月の時以上に,そのパフォー マンスからは,何かが出ていたように思いました。  見方によっては, 「霜田さんにそれを出されると,もう誰もぐうの音も出ないっすよ」 という部分もあるっちゃあるような気がするので,「また伝家の宝刀抜くんす か。汚いっすよ,霜田さん」って人もいるのかもなー(笑)。  別に霜田さんをヨイショするわけじゃないですが,霜田さんのパフォーマン スには, 「あ,霜田さんパフォーマンスすんの? じゃ,見に行かねーと」 と思わせる何かがありますね。人を魅せる力っつーのかなぁ。  俺も作文を書いてて, 「お,株六なんか書いたの? ぜひ読みたい」 と次も期待してもらえるようなものを書いていかないと,先に続かないと思う のよね。まぁ,表現者にとって,こういうことを気にしながらものづくりする のは程度が低いのかもしれないけど。  …って,ただのリーマンオヤジが芸術を語っても寒いのでもうやめます(笑)。
 10人目は,山口譲二氏。  3月の体験記でも書いたけど,ジョージは会社の同僚。俺の後ろで作業をし ているんだけど,時々ジョージの口から出る「しまったー」などの独り言が, 既に独り言の音量じゃないんですけど(笑)。  舞台には,足がX字型になっているテーブルがあらかじめ置いてあって,そ の上にはオーブントースターが置かれてました。ジョージは通路から,1切れ の食パンを載せた皿とマーガリンを持って舞台イン。うーん,やべえ,結構記 憶が曖昧。舞台上がっていきなり上半身裸になったのか,それとも何かをやっ てから脱いだのかを忘れました。  次に,皿を床の上に置いて,そこに載ってるパンに,正座+前かがみな姿勢 でマーガリンを塗りつけていく。一方向からは一辺しか塗らないと決めている らしく,パンの右辺を塗る時はパンの右で前かがみ,パンの左辺を塗る時はパ ンの左で前屈み,客席から見てパンの奥の辺を塗る時には,机の向こう側に座っ て,X字型の足の間から手を伸ばしてマーガリン塗り。分かりにくい?  ■がパン,矢印がジョージの前かがみ位置と向いている方向  右辺を塗る時  左辺を塗る時  奥の辺を塗る時  手前を塗る時                     ↓   机机机     机机机      机机机     机机机    ■←     →■        ■       ■                             ↑  マーガリンを塗り終わったら,オーブントースターにパンをセットして電源 オン。同時に,ホール内の照明が消えて真っ暗に。オーブントースターのオレ ンジ色だけがぼんやりと舞台上に浮かんでちょっと綺麗。俺は舞台からちょっ と離れている位置だったので,オーブントースターに微妙に照らされているジョー ジが何をしているのかは見えず。  チーン,とオーブントースターが鳴って焼きあがり。ホール内の照明がつけ られ,ジョージを見たら,ジョージの顔や首のあたりが煤系ブラックで真っ黒 でした。  おまえも焼けてたんかいっ!!  と,コントだとしたら流れ的には分かりやすいわけですが,コントじゃない しなぁ(笑)。ジョージの言いたいことは,もっと他にあったはず。
 11人目は,イワン・ウィジョノ氏。本日のオオトリ。  誰かに似てるなー,と思って見てたんですが,思い出しました。K−1のフ ランシスコ・フィリオが大幅に痩せてドレッドヘアーにするとたぶんこんな顔 (笑)になるのでは。  フィリオ…じゃなくてイワン氏は,最初舞台奥の壁に, MODERNITY とチョークで記し,観客に向かって「キミらが知ってる,世界の大都市を舞台 に出て来て書けホー」(笑)みたいなことを英語で言い。何人かが壁に書いて, 最終的には,東京,N.Y,ソウル,ロンドン,パリ,シンガポール,シドニー, トロント。ハノイとかタイペイもあったかなー?  で,突然英語で語り始めるイワン氏。イワン英語は,発音にちょっと癖があっ て,綺麗な発音の英語でもろくに聞き取れない俺に聞き取れるはずもなく(笑)。 同時通訳をしていた霜田さんも辛そうでした。要点をまとめると,「近代化が 進むことで競争が激しくなり,人とのつながりも希薄になる。愛の表現も変わ ります」(←内容かなりうろ覚え)。みたいなことを話してました。  で,突然ガムテープを取り出して,「テープ越しに私とキスをしましょう」 とか意味不明なこと(笑)を言い始めるイワン氏。  観客のおねーちゃんが一人舞台に上がって,イワン氏と同じように口にガム テープを貼って,ブチューーーーっと(笑)開始。いや,飽くまでテープ越しで すからね,ブチューじゃないんだけど,いやでもあれはブチューか(笑)。もー, おねーちゃんがイワン氏の首の後ろに手を回して腰フリフリだったりするもの だから,いやーこれ,ある意味ハプニング・バーちゃうの?(爆)  で,イワン氏が,他の人もどうぞキスをしてください,みたいなことを言っ て,客席からは,明日出演予定のブイ氏(♂)と玲タン(♀)と本当の観客(笑)っ ぽいオジサン1名が舞台へ。が,イワン氏とおねーちゃん,ブイ氏と玲タンが ペアになってしまったことで,オジサンは舞台の袖で一人棒立ち。おいおいお いおい,オジサンがかわいそすぎるじゃねーかーー,客をもてなす日本人の心 を曲がりなりにもわかっているなら,イワン,キミがキスをしているおねーちゃ んをオジサンに譲れ,それが和ってもんだろー,と俺は打ち震えながら(笑)見 ていたわけですが,イワン,譲るどころかおねーちゃんの首筋にまでブチュブ チュしてる始末。ダメだこりゃあ。結局,オジサンは,何も出来ないまま席へ 戻され。イワン,キミはなんて失礼千万な男(笑)なんだ。  これがキミの言っていた,いわゆる競争ってやつかい? 競争に勝てなきゃ 女とキスも出来ねー厳しい世界なんだぞと(爆)。ひどーーーーーーーーーいっ。  テープ越しにするキスは,キスではなくて間接キスなんだ,というロジック, 果たして本当にそうだろうか? だって,ゴムつけてするセックスは,セック スではなくて間接セックスなんだ,なんて言わないでしょう? 舌が入らなく ちゃキスとは言わない,テープで舌が入れられないんだからキスじゃない,と いうのも無理があるし。  て,どうでもいいことに力が入りそうなので(笑),1日目の体験記はこれに て終了ーーー。1日目は全体的に,静か目というか大人し目というか,超ビギ ナー向けというか。ノーブラブラ(謎)で終ったのは,ある意味 奇跡なんじゃあ。 …にしても,イワン,あそこはオジサンにゆずらな(笑)。                                 (了) 2日目の体験記はこちら



トップページへ戻る

ご意見ご要望・激励は,cosrich@excite.co.jpまで。

ゴミメールが多すぎなので,件名を必ず“かぶろく”にして下さい。
それ以外の件名で送ってもらっても,まったく見ずに削除しま〜す。

Copyright © 2001-2010 Kaburoku. All rights Reserved.