ニパフとは何ぞや? って方は, http://smmoon-web.hp.infoseek.co.jp/ でチョロリ学習して下さい。要は「日本国際パフォーマンス・アート・フェス ティバル(Nippon International Performance Art Festival)」を略してニパ フ,と。 パーティー付(ワンドリンクとかじゃなくてパーティーですよパー ティー)なのになぜか会費が1000円と格安で,しかも霜田さん のナマ解説付きで貴重なビデオを3本も見られ,さらにはお誕生日 おめでとう記念特別パフォーマンスも見られるかもこれはかなりお 得でしょ実際かなりお得な内容です,という同僚Iからのメールの 文言に誘われ,行って参りましたニパフ・ビデオ上映会長野版。 開始予定は19時から。職場を出たのが18時45分。上司のTさんと 仕事の話をしつつ「今日はいったいどんなメンツが来るんだろうね え」とお互い若干ビビリ気味で歩を進め。俺たちだけ手ぶらだった サムイだろ,という可能性を危惧して,途中にある生鮮市場という 激安スーパーで酒の肴のみりんイカやナッツ,ビタートッポ,酒を 飲まないTさん用の三ツ矢サイダーなどを仕入れてから会場へ。 会場のニパフハウスは年季の入った建物で相当古め。良く言えば かなり味がある建造物。あの古さを今すぐに造り出せと言われても ちょっと無理だよなあ,というような味。悪く言えば…いや,俺っ てポジティブな人間なので,悪く言えばみたいなことって基本的に 言わないんです(笑)。 道路に面した一角がショーウィンドウのようになっていて,3月 のニパフで見た懐かしい品がいくつか。スルサー氏のオレンジチュー ブがあったり,コネッホ,おまえは相変わらず無駄に横長やなー(笑) とかワタン氏の投げたダーツの跡があるね,などとT氏とあの日の ことをちょっと語り合い。ショーウィンドウの端にぶら下がってる ノートを見てみたら,訪れた人の名やメッセージなどが結構書いて ありました。「やっぱテレクラにあるノートみたいなことは書いて ないすね」などとどうでもいいことを言う俺。 ニパフハウス到着は,19時10分くらい。メールをくれたIが受付 をしていました。彼女は断固として否定するけど,やっぱ実は近く に男がいるでしょう?と聞きたくなるようなオーラがむんむんして いるような気がするのは気のせいか。なーんかだって,昔と比べて 目の感じが満たされてるもんなあ。関係者の皆様,こっそり情報を お寄せください(笑)。 霜田代表はまだ現れず。バイキング形式の食い物をとりあえず勝 手に取って勝手に食って勝手にキリン淡麗緑ラベルを持っていって 勝手にやっていてくれ,というスタイル。いやあ,ある意味,これ こそがニパフの真骨頂なのでわあ?(笑) 勝手に集まり勝手にパフ ォーマンスをし勝手にそれを見,勝手に帰る。いや,ニパフがそう いうものに見えてしまうのは,ニパフ初心者にありがちな誤りなの かもしれないけれど。 用意されていた料理は,ちょっと湿りがちではあったもののドラ イカレー風味の飯(うまかった),そうめん風なそうめん(笑)←これ は俺は食いませんでした,パスタ風な何か2種(これもうまかった), 麻婆豆腐風のごろっとした豆腐(これもうまかった),他にはバイ貝 みたいな形のパスタネタつきのサラダなどなど。他にも何かあった ように思いますが,忘れました。 で,淡麗を飲みながら,上に挙げたような料理を取り皿にとって きて,ビデオ上映スペースにあぐらで座って飲み食い。ビデオ上映 スペースは,8畳,いや10畳くらいあったのかなあ? 天井が結構 高くて(3m超くらいの高さはあったのでは),面積以上に広い空 間に感じました。床は畳状ではあるものの,なんだかゴザを敷いて あるだけっぽい。ゴザの下には何があるのかなあ,とちょっと気に なりましたが,おっとろしくてとてもじゃないけど確認できません でした(笑)。 集まったメンツを見てみると,職場関係でいえば,一緒に来たT さん,B部長,前述したI,俺の後ろの席で作業をしていていつも 午前中のコーヒーを作るのが遅いアーティスト・ジョージ。見たこ とのある人で言えば,丸真(笑)。他には,ニパフパンフで名前だけ は知っていた,寺尾晴美さん。あと男性が1名。カメラ屋のおにい ちゃん。女性が3名。一人はB部長の知り合いで一人は霜田代表の 奥さん? お子様も2名ほどいましたが,霜田さんの息子オトちゃ んと娘モモちゃん。ここに挙げたのは,飽くまで開始時点のメンツ であって,途中からも何名か来ました。 19時40分過ぎに霜田代表が登場。霜田さんが登場するだけで,室 内の空気が一気にニパフモードになるのはなぜなんだろうね。そこ に居てる誰もが,霜田さんのささいな動きにも注意を払う謎(笑)。 霜田さんの動きすべてに,実はパフォーマンスの片鱗が隠されてい るかもしれねーんだぜ? だったら俺はそれを見逃すわけにはいか ねーのさ,というような緊張感。 いや,そう感じたのは俺だけかもしれないけど,ね(笑)。 霜田さんの解説を聞きながら一本目のビデオ『ポエジー・アン・ アクシオン』の上映開始。上映,なんてたいそうな単語を使ってい ますが,実際は16(14?)インチくらいのテレビに流れる映像を霜田 さんの説明を聞きながら皆で見るスタイル。 いや,っていうか,上映の前に,ニパフハウスオープンおめでとー ではご出席いただいた方の中から代表でB部長より祝辞をいただき ますとかそれでは今後のニパフの発展を祈ってご唱和をお願い致し ますカンパーイみたいなセレモニーがないまま,すぐに上映会でい いんでしょうか,と型にこだわる俺は古い人間ってー話?(笑) ビデオの内容は,いつかのニパフ体験記のようには細かくは記せ ません。それは結局,ナマで見るのとテレビで見るのとの違いとい うか。もちろん,テレビで見たパフォーマンスにも「おっ!」と心 に響くものはいくつかありました。例えば,エロティックにリンゴ を食ってるおっさんとか,明らかに重力に負けた下向きの乳房にむ しゃぶりついる男とか,すげえ大音量で喋り続けるどっかの副市長 (?)だとか。ただ,人にその内容をこと細かく話さずにはいられな いほどの強烈なエネルギーを得られたかというと得られてないんで すよね。やっぱりそこがテレビとナマの違いなのかなあ。せいぜい, 「あのパフォーマンスは俺の心には残ったので,キミも観てみたら 心に響くものがあるかもよ」と推薦するのが精一杯というか。 見方を変えれば,既にビデオで残っているんだからそれを見れば いいわけで。株六としては,ビデオの内容をわざわざ文字で伝える 気が初めから萎えていた,とか言えばちょっとはカッコイイのかし らん?(謎) それと,「すでに記録されたものである」ということが分かって いたせいか,観る時にナマのパフォーマンスを観るのと同等の集中 力で観るのはかなり困難でした。 1本目を見終わってしばらく休憩。21時20分くらい。 廊下の突き当たり左に便所があるんだけど,この便所がすげえ便 所(笑)で。便所っていうか,カワヤですよカワヤ。暗さもすげえし, 小便器の形もすげえし,便器の状態もすげえ。ある意味こんなアー ティスティックな便器&便所はちょっと見たことがないね見たこと ないスよね,という代物。小便器の向こうに木の扉があってそれを あけると大便or女性用の個室なわけですが,当然のようにボットン で。ボットン穴の奥を懐中電灯で照らしながら覗き込んでみました が…。ウヒヒ,すいません,そこに何が見えたのかは, 言 え ま せ ん(笑)。 持参したウイスキーを激しく飲んでいたせいで,このあたりから 記憶トビがち。2本目ビデオの開始時間は21時40分くらいでした。 2本目のビデオは『サム・フルクサス』というビデオ。これは観て いた感じでは,私のようなシロウトでも結構分かり易めのパフォー マンスが多いような気がしました。例えばどんなの? とか言われ ると困るんだけど(笑)。 心に残ったパフォーマンスとしては,一枚の紙に向かって4人く らいのラッパ持ち(笑)が吹きまくるとか,天井から「人指し指だけ 立ってる手のオブジェ」が降りてきて,ピアノのある一枚の鍵盤に しか当てちゃいけないんだけどその一枚に見事に命中してヒャッホー とか。 これね,文章で書くと「はぁ? そんなののどこが,そして何が 心に残ったの?」ってことになると思うんだけど,パフォーマンス を文章に変換する翻訳者としての俺の技量が未熟すぎて何も伝わら ないってだけでね(笑)。実際に見ていただければ,俺がいかに書き 損じているのかがよく分かると思う。 3本目のビデオは,中島興さんという方が1970年代に撮ったとい うビデオ。『食卓列車』というタイトルで,東京の丸の内線って言っ てたかな? それを撮ったビデオ。 電車内にいきなり食卓を作って(笑)そこで勝手に飯を食い始める 連中がいて,そしてその様子を撮っているスタイル。今で言えば, 「ああ,テレビの撮影なんや」と周りが思えばなんでもできるよう な空気があるけど,霜田さんも言ってましたが,1970年代当時はか なり斬新というか,革新的なことだったんだろうなぁ,と思いまし た。 俺は普段電車通勤をしているわけですが,例えばいつも乗ってい る電車にわけのわからない数名が乗り込んで来て勝手に車内に食卓 を作り飯を食いはじめたら,俺だったら隣りの車両に確実に100% 移動すると思う(笑)。でも,そのビデオに写っていた乗客は,隣り の車両に移動する風でもなく,普通にそのまま座っていたりして, ああそうかこの頃の日本人は周りの人をちゃんと信じていたってこ となんだなぁ,などとわけのわからない感慨を憶えたりもしました。 3本の上映が終わって,時間は22時半過ぎ。この頃になると,俺 はかなり酔ってきたのか,屁を我慢できずに普通に「ぷぅー」とか 出ている状況でした(笑)。俺が音の出る空気を漏らす度に,逐一気 がついて微笑を浮かべる隣りに座っていたTさん。俺としては,我 慢しようとか言う前に,まるで息を吐くように普通に屁が出たりす るので,プーと鳴った音を聞いて初めて「あ!デチャッタ!」てな もんですよ(笑)。 上映会が終わって,ニパフハウス誕生おめでとう&寺尾さん誕生 日おめでとうという意味で,ケーキが振舞われました。21時半すぎ くらいから寝ていた少年達(笑)も復活してきて,コーヒーミルをグ ルグル回してました。子供ってケーキを前にするとすげえうれしそ うな顔するのね,なんて屁を出しながら思いました(笑)。 その後は,参加者一人一人に今日の感想を,ということで順番に 感想を述べるというスタイル。徐々に俺の番が近づくに連れて,な んだかまた屁をしたくなっている自分に気がつき,よーし分かった 感想を言う前のツカミとして一発ブッパナソウと決断する俺。 ジョージの次が俺でした。で,俺の順番になり予定通り喋る前に ブッパナス俺。が,本来もっとプリティな「ぷぷぅ〜」系音声を予 想していたのに,出たのはブーブークッション並のかなりの濁音か つ下品な音色。ある意味,銅鑼(笑)。 うへえ,やべえ,いかにもオッサンがしそうな屁やん。この音は ナシやで。うはあ,やってもーたーーーこれはすべったで,これは すべっったでえええー(爆)。 パフォーマンスを求められていないシーンでパフォーマンスのマ ネゴトをしてみると,取り返しのつかないくらい強烈なすべりを食 らうということが分かったという意味で,大変勉強になりましたと 言えましょう(笑)。 いや,でもね,チンコとかってパンツ脱げば出せるわけで,屁と かって出そうと思っても機が熟さないと出ないですよね? そうい う意味では,屁のほうがより熟練度を要求されるような気がするん だけど…って往生際悪すぎですか。すいません(笑)。 しかしまー,屁って,俺が想像していた以上に本当にタブーなん だなあ,と思った次第。俺って結構シモネタばっか言うので,ヒか れるのには慣れっこなつもりでいたんだけど,今日は初対面だった 人が多かったのも災いしたのか,特に女性方のヒき方は身にコタエ マシタ。 そのまま午前1時過ぎまで,上映スペースで飲みながら談笑。で, 1時半くらいに解散。 解散したものの,既に電車がなくてさあどうするかなあ。始発ま でまだ4時間ちょっとあり。Tさんは会社に泊まってけば? と言っ てくれるわけですが,それはちょっとなあ,と。あ,そうだいいこ と思いついた,と会社グループから全速力で逃走し民家の塀に隠れ る俺。が,なぜかすぐにTさんとIに発見されて失敗(笑)。「いや, でも帰るし。あっ,そうだ,帰れるっけ!」などと分けのわからな いことを言い続けて,最後は一人に。そこから,ちょっと楽しいこ とがあったわけですが,ニパフとは全然関係ないので割愛したいと 思います。 (了) |
