符牒と手やりとは?
符牒とは、その業界で使われる独特な言い回しで、同じ業界でも地域によって若干の相違点がある。
ここでは青果業界で使われる数の数え方(数字を示す目印の符号)を競売などで使われる手振りと共に掲げてある。
ちなみに符牒はこの他に、鮮魚や寿司・床屋・畳・落語・骨董などの業界にも独自の符牒が存在している。
手型と符牒一覧
読み方
- チョン
- ピン
- ヤリ
手の動かしかた
人差指だけ伸ばして、その他の指を握る。
読み方
- ニマル
- ニ
- ブリ
手の動かしかた
人差指、中指を伸ばしVの字を作り、その他の指を握る。
読み方
- ゲタ
- キリ
- サン
手の動かしかた
中指、薬指、小指を伸ばして、親指を人差指の爪の上部に合わせる。
読み方
- ダリ
- シ
- ヨツヤ
手の動かしかた
親指を手の平の方にあわせ、その他の指を開て伸ばす。
読み方
- ゴットリ
- ハン
- チョウ
手の動かしかた
じゃんけんの「パー」の要領で、五本の指を伸ばす。
読み方
- ロン
- ロンジ
- ロク
手の動かしかた
親指だけを伸ばして、その他の指を握る。
読み方
- セイナン
- オキ
- シチ
手の動かしかた
親指、人差指を伸ばして、その他の指を握る。
読み方
- バンド
- バン
- ハチ
手の動かしかた
親指、人差指、中指を伸ばし、その他の指を握る。
読み方
- ヌケ
- ガケ
- キュー
手の動かしかた
人差指を第二関節から曲げ、その他の指を握る。